当サイトは日本損害保険協会・損害保険料率算出機構・国土交通省・金融庁など公的機関や業界団体の公開情報をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の保険会社・保険商品を勧めるものではありません。補償の内容・特約・保険料・等級の扱い・手続きは保険会社や契約によって異なり、制度は改定されることがあります。実際の補償や条件は、ご契約の保険会社・代理店の約款や重要事項説明書で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
見積もりの画面で「現在の等級」を聞かれて、手が止まってしまった方も多いはずです。
結論から言うと、自動車保険の等級がわからない時は、保険証券、更新案内、マイページの順に見れば、たいてい今の等級が見つかります。それでも分からなければ、契約している保険会社や代理店に聞けば教えてもらえます。
この記事では、どの書類のどこを見ればいいかと、過去の等級を調べたい時の考え方を紹介しますね。
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自分の等級はどこで分かる?まず見る3つの場所
自分の等級を確かめる場所は、主に「保険証券」「更新(継続)の案内」「保険会社のマイページ」の3つです。手元に何も無い時は、保険会社や代理店に問い合わせれば確かめられます。
『等級なんて、契約した時に一度見たきりで覚えていない』という方がほとんどですよね。
等級は毎年の更新で変わるので、覚えていなくて当然なんです。大事なのは、最新の書類を見ることです。

| 見る場所 | 分かること | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 保険証券 | 今の契約の等級、事故有係数適用期間、保険期間 | 手元に書類がある時 |
| 更新(継続)の案内 | 次の契約の等級や条件の見込み | 満期が近い時 |
| 保険会社のマイページ | 契約内容の一覧(用意している会社のみ) | ネットで契約した時 |
| 保険会社・代理店への問い合わせ | 今の等級、過去の契約の記録 | 書類が見つからない時 |
「ノンフリート等級」と書かれていることもある
証券や案内には「ノンフリート等級」と書かれていることがあります。
これは、1人の契約者が持っている車が9台以下の時の等級のことです。マイカーを1〜2台持っている方なら、この等級が自分の等級だと考えて大丈夫です。
等級の仕組みそのものは自動車保険の等級とは|1〜20等級の仕組みをやさしく解説で紹介しています。
自動車保険の等級の見方|保険証券のここを見る
保険証券で見るのは「等級」と「事故有係数適用期間」の2つです。同じ等級でも、事故有係数適用期間があるかどうかで割引率が変わるんです。
『証券を出してみたけど、項目が多すぎてどこを見ればいいの?』となりますよね。
書き方は保険会社ごとに違いますが、たいていは契約内容の欄に、等級に関する項目がまとまっています。
- 保険期間(いつからいつまでの契約か)
- 等級(ノンフリート等級)
- 事故有係数適用期間(年数)
- 記名被保険者と車の情報
- 年齢条件と運転者の範囲
事故有係数適用期間って何?
事故有係数適用期間は、事故のあとに割引率の低い「事故有」の扱いが続く年数のことです。0年なら無事故と同じ扱いになります。
例えば、保険金を受け取る事故1件で3等級下がると、3年間は「事故有」の割引率になります。1年ごとに1ずつ減っていく仕組みです。
| 証券の書き方の例 | 読み方 |
|---|---|
| 15等級・事故有係数適用期間0年 | 15等級の無事故の割引率 |
| 15等級・事故有係数適用期間2年 | 15等級の事故有の割引率があと2年続く |
| 5等級・事故有係数適用期間1年 | 1〜6等級は無事故・事故有の区別がない |
1〜6等級は、無事故と事故有で割引率に差を設けていません。7〜20等級だけが、同じ等級でも事故の有無で分かれています。
「6F」「7S」などの記号が書かれていたら
証券に「6F」のような記号が付いていることがあります。
これは保険会社が年齢区分や事故の有無などを表すのに使う呼び方で、公的に決まった定義はありません。記号の意味は、証券の説明欄か保険会社で確かめてみてください。
証券は契約の時点の情報です。更新したあとは、新しい証券か更新の案内を見るようにしましょう。3年などの長期契約の方は、契約途中の等級の扱いが保険会社によって違うので、問い合わせたほうが確実です。
証券が見つからない時は?更新案内とマイページの見方
証券が見つからない時は、満期前に届く更新(継続)の案内か、保険会社のマイページを見てみましょう。どちらにも契約内容が載っていることが多いです。
実は、保険会社には満期を知らせる義務はありません。ただ、サービスとして満期の案内を送る場合があり、自動継続の設定なら継続確認の書面が届きます。
この案内には、次の契約の等級や保険料の見込みが書かれていることがあります。今の等級より1つ上の数字が書かれていたら、それは「事故がなければ来年はこの等級」という意味の場合もあるので、どちらの年の等級かを見分けてください。
- 郵便やメールで届いた更新の案内を探す
- 保険会社のマイページにログインして契約内容を開く
- 口座の引き落とし記録から契約している保険会社を確かめる
- 保険会社か代理店に、契約者本人として問い合わせる
問い合わせる時に伝えること
『電話しても本人だと分かってもらえるかな』と心配になりますよね。
契約者の氏名・住所・生年月日と、車のナンバーが分かれば、話が進みやすくなります。証券番号が分かればさらにスムーズです。
例えば、こんなふうに聞けば十分です。
「今の契約の等級と、事故有係数適用期間を教えてください」
「次の更新では何等級になる予定ですか」
過去の等級や、今の等級がわからない時の考え方
保険会社を変えた時や、しばらく保険に入っていなかった時の等級は、保険会社と共済の間で情報を確かめる制度があります。自分で分からなくても、新しい保険会社が前の契約を確かめる仕組みになっているんです。
『前に入っていた保険の等級なんて、もう分からない』という方もいますよね。
保険会社を変えた時に等級が正しく引き継がれるよう、「等級情報交換制度」と呼ばれる仕組みがあります。前の契約の等級・事故の件数・保険期間などを保険会社どうしで確かめます。
| 状況 | 等級の扱いの考え方 |
|---|---|
| 同じ車で保険会社を変える | 前の契約の等級を、保険会社どうしで確かめて引き継ぐ |
| 1〜5等級などで別の会社に移る | 低い等級も別の会社に引き継がれる制度がある |
| しばらく車を持たず中断証明書を取った | 一般的に、条件を満たせば中断前の等級から再開できる |
| 解約して中断証明書も取っていない | 満期や解約から一定の期間を過ぎると新規の扱いになる |
低い等級をリセットすることはできない
1〜5等級などの低い等級や、事故有係数適用期間がある契約は、別の保険会社や共済に移っても引き継がれる制度があります。
前の年に契約がないとして新しく申し込んだ場合も、前年度の契約があったかを確かめる対象に入っています。等級が分からないからといって、新規で入り直せば6等級になるとは考えないほうが安全です。
等級や前の契約の有無は、契約の時に正しく答える告知事項です。故意や重大な過失で事実と違うことを答えると、契約が解除されたり保険金が支払われなかったりする場合があります。分からない時は「分からない」と伝えて、保険会社に確かめてもらいましょう。
車を手放していた期間がある人
車を手放した時に中断証明書を取っていれば、次の契約に等級を引き継げる可能性があります。一般的に最長10年・7等級以上が目安とされますが、条件は保険会社によって違います。
中断証明書の仕組みは中断証明書とは|車を手放しても等級を残せる仕組みをやさしく、条件は中断証明書の発行条件と必要書類|手続きの期限に注意でくわしく紹介しています。
等級を知っておくと何がいい?3つの使い道
自分の等級が分かると、保険料の見積もり、事故の時に保険を使うかの判断、2台目の車の契約の3つで迷わなくなります。
『等級なんて、保険会社が分かっていればいいのでは?』と思う方もいるかもしれませんね。
ただ、見積もりや判断の場面では、自分で等級を知っているほうが話が早いんです。
| 使い道 | 等級が分かると助かること |
|---|---|
| 見積もり・乗り換え | 正しい等級で見積もれるので、あとで保険料がずれにくい |
| 事故の時 | 保険を使うと何等級になるかを先に考えられる |
| 2台目の車 | 1台目の等級が一定以上なら、7等級から始められる場合がある |
| 車を手放す時 | 中断証明書を取る価値があるかを判断できる |
事故の時は「使ったら何等級か」が分かる
保険金を受け取る事故1件で、一般的に3等級下がります。盗難や台風などで車両保険を使った場合は、1等級下がる扱いです。
今の等級が分かっていれば、保険を使った時と使わない時を比べやすくなります。20等級の方の考え方は20等級で事故を起こしたら?保険を使うか・保険料の上がり方で紹介しています。
2台目の車の等級にも関わる
2台目以降の車を新しく契約する時、一定の条件を満たすと、6等級ではなく7等級から始められます。
条件の一つに「1台目の等級が一定以上」があるので、1台目の等級を知っておくと話が早いですよ。くわしくは2台目の車の等級は?セカンドカー割引の条件と始め方を見てみてください。

車を手放すことも考えているなら
保険料の負担をきっかけに、今の車を手放すことを考える方もいますよね。
その時は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。古い車でも値段がつくことがあるので、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすくなります。
車を手放す時は、保険を解約するか、中断証明書を取るか、次の車に車両入替をするかを先に決めておきましょう。今の等級が高いほど、中断証明書を取る意味が大きくなります。手放す時の選び方は車を売ったら自動車保険はどうする?解約・中断・入替の選び方で紹介しています。
自動車保険の等級についての知恵袋によくある相談
知恵袋では「長期契約中で等級が分からない」「昔の等級はどうなる」といった相談がよく読まれています。どれも、保険会社に確かめれば答えが出る内容です。
ここでは、等級について多く読まれている相談を要約して紹介します。
「3年の長期契約中で、今の等級がよく分からない」
長期契約の途中で乗り換えを考えたら、今の等級が何なのか分からなくなった、という相談です。
長期契約の場合、契約の途中で等級がどう扱われるかは保険会社によって違います。証券の等級をそのまま今の等級だと思い込まず、「今解約した場合、次の契約で使える等級は何か」を保険会社に聞くのが確実です。
「昔は等級を引き継がない保険会社があったと聞いた。今は?」
保険会社を変えたら等級がリセットされるのでは、という疑問です。
今は、保険会社や共済の間で等級や事故の件数を確かめ合う制度があります。高い等級も低い等級も、条件を満たせば別の会社に引き継がれると考えておきましょう。
「1等級で半年ほど車を手放した。新規で入れば6等級?」
いったん車を手放したら、また6等級から始められるのでは、という相談です。
1〜5等級などの契約は、別の会社でも引き継ぐための制度があり、前年度の契約の有無も確かめる対象になっています。手放していた期間や手続きによって扱いが変わるので、申し込みの前に保険会社へ正直に伝えて確かめてください。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。
ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。
「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
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やることは、商談の前に「ナビクル」で今の車を一括査定に出しておく。これだけです。
ナビクルは、最大10社の買取店にまとめて査定を依頼できるサービスです。入力は約47秒で、料金はかかりません。

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- 複数の買取店が出した中で、一番高い査定額
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この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。
それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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ナビクルはどんなサービス?
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| 利用料金 | 無料 |
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| 査定を依頼できる数 | 最大10社 |
| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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後から「もっと高く売れたのに」と後悔したくない方は、まずは約47秒だけ時間を使って、今の車の情報を入力してみてください。
よくある質問
自動車保険の等級がわからない時、まず何を見ればいいですか?
まず保険証券の等級と事故有係数適用期間を見てください。証券が無ければ、更新の案内か保険会社のマイページ、それも無ければ保険会社や代理店に問い合わせると確かめられます。
自分の等級は車ごとに決まっているのですか?
等級は車1台ごとの契約に付いています。車を2台持っていれば、それぞれの契約に等級があります。車を買い替えた時は、車両入替をすれば今の契約の等級を新しい車に移せる場合があります。
現在のノンフリート等級を電話で教えてもらえますか?
契約者本人からの問い合わせなら、保険会社や代理店で教えてもらえます。氏名・住所・車のナンバー、分かれば証券番号を手元に用意しておくとスムーズです。
過去の等級が分からないまま新しい保険に申し込んでも大丈夫ですか?
等級や前の契約の有無は告知事項なので、分からない時は推測で書かず、分からないと伝えてください。保険会社どうしで前の契約を確かめる制度があります。
まとめ
- 自分の等級は、保険証券・更新の案内・マイページの順に見る
- 証券では「等級」と「事故有係数適用期間」の2つを確かめる
- 6Fなどの記号は保険会社の呼び方なので、意味は証券や保険会社で確かめる
- 過去の等級は保険会社どうしで確かめる制度があり、低い等級もリセットされない
- 書類が無ければ、契約者本人として保険会社や代理店に聞けば分かる




