当サイトは日本損害保険協会・損害保険料率算出機構・国土交通省・金融庁など公的機関や業界団体の公開情報をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の保険会社・保険商品を勧めるものではありません。補償の内容・特約・保険料・等級の扱い・手続きは保険会社や契約によって異なり、制度は改定されることがあります。実際の補償や条件は、ご契約の保険会社・代理店の約款や重要事項説明書で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
『入ってはいけない自動車保険って、どこなんだろう』と気になって、ワーストランキングを探している方も多いですよね。
結論から言うと、後悔するかどうかは保険会社の名前より「選び方」で決まることがほとんどです。確かめる順番は、まず保険証券で今の補償を見る、次に補償の不足・事故対応・手続きの3つで弱い所を探す、最後に契約前に書類で確かめる、です。
この記事では、後悔しやすい選び方と、契約前に確かめておきたいことを紹介します。
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自動車保険のワーストランキングで会社名を探す前に
この記事では、保険会社の名前や順位は挙げません。同じ保険会社でも、補償の選び方や使い方しだいで、満足する人も後悔する人もいるからです。大事なのは、自分が後悔しやすい選び方をしていないかを確かめることです。
入ってはいけない自動車保険のワーストランキングや、お勧めできない自動車保険ランキングを見ると、つい不安になりますよね。
ただ、ランキングの順位が何を根拠にしているかは、サイトによってばらばらです。
| ランキングの根拠の例 | 気をつけたいこと |
|---|---|
| 保険料の安さ | 補償の条件がそろっているとは限らない |
| 事故対応の評判 | 事故の種類や状況で感じ方が大きく違う |
| 書いた人の体験 | 自分と年齢・車・使い方が違うことが多い |
ランキングは「一つの見方」として読む
金融庁の監督指針は、比較サイトのなかに保険会社などから報酬を得て商品をすすめるものがあることを前提に、ルールを定めています。
お勧めでない自動車保険ランキングも、おすすめランキングも、一つの見方として読むのがおすすめです。最後は、自分の条件で取った見積もりと補償の中身で決めましょう。
ランキングの読み方は、自動車保険ランキングの見方|順位より先に確かめたいことでもくわしく紹介しています。
「おすすめできない」の中身を分けて読む
自動車保険はおすすめできない、という声を見かけたら、何が理由なのかを分けて読んでみてください。
| よく見かける声 | 本当の理由になりやすいこと | 自分で確かめること |
|---|---|---|
| 事故の時に何もしてくれなかった | もらい事故で示談交渉ができなかった | 弁護士費用の特約の有無 |
| 修理代が出なかった | 車両保険を付けていなかった、限定型だった | 車両保険の有無と型 |
| 保険料が急に上がった | 保険を使った、料率の見直しがあった | 等級と事故有の期間 |
| 手続きが面倒だった | ネットで自分で進める型だった | 自分に合う申し込み方 |
こうして見ると、会社の問題というより、契約の中身や選び方が合っていなかったことが多いんです。
後悔の原因は「補償の不足・事故対応・手続き」の3つ
自動車保険で後悔する理由は、大きく「補償が足りなかった」「事故の時の対応が思っていたのと違った」「手続きで困った」の3つに分けられます。この3つで今の保険を点検すると、弱い所が見つかります。
『後悔って、具体的にどんな時に起きるの?』と思いますよね。
よくある場面を、3つに分けて表にしました。
| 原因 | よくある場面 | 先に確かめること |
|---|---|---|
| 補償の不足 | 家族が運転中の事故が補償されなかった | 運転者の範囲と年齢条件 |
| 補償の不足 | 自分の車の修理代が出なかった | 車両保険の有無と型 |
| 事故対応 | もらい事故で保険会社が交渉してくれなかった | 示談交渉の範囲と弁護士費用の特約 |
| 事故対応 | 連絡がつながりにくく不安だった | 事故の受付時間と連絡方法 |
| 手続き | 車を替えたのに連絡を忘れていた | 車の買い替え時の届け出 |
| 手続き | 解約したらお金が思ったより戻らなかった | 解約した時の保険料の戻り方 |

1. 補償の不足で後悔しないために
いちばん多いのは、「その場面は補償されない契約だった」というケースです。
例えば、家族が運転するのに本人だけに限定していた、年齢条件が若い家族に合っていなかった、ということがあります。
例えば、帰省した子どもが親の車を運転した時です。運転者の範囲や年齢条件に子どもが入っていないと、その運転中の事故は補償されません。
『たまにしか運転しないから大丈夫』と思っていると、そのたまにの時に困ることがあるんです。
- 運転する人が全員、運転者の範囲に入っているか
- 年齢条件が、運転する人のうち最も若い人に合っているか
- 対人・対物賠償の保険金額は十分か
- 車両保険が要る車なのに外していないか
- 使用目的が実際の使い方と合っているか
日本損害保険協会によると、対人賠償は高額な判決の例が多いため無制限が一般的で、対物賠償も無制限にするのが一般的とされています。
自動車保険の強制保険とは?自賠責だけでは足りない
自動車保険の強制保険とは、法律ですべての車に契約が義務付けられている自賠責保険のことです。
自賠責保険は、人身事故の被害者を救うための保険で、補償には限度があります。ケガは120万円、死亡は3,000万円が被害者1名あたりの限度です。
- 限度額を超える賠償
- 相手の車や建物など、物の損害
- 自分の車の損害
- 事故で自分がケガをした時の補償(自損事故の場合など)
この足りない部分を補うのが、任意の自動車保険です。強制保険だけで十分と考えてしまうのも、後悔しやすい選び方の一つなんです。
2. 事故対応で後悔しないために
事故の時の対応で後悔しやすいのが、もらい事故です。
自分に過失がまったくない事故では、自分に賠償の責任がないので、自分の対人・対物賠償は使えず、保険会社の示談交渉サービスも使えません。これはどの保険会社でも同じです。
こうした時に役立つのが、弁護士費用の特約です。名前や中身は保険会社ごとに違うので、付いているかと、支払われる範囲を確かめておきましょう。
今の契約に付いているか分からない時は、保険会社にこう聞くと早いです。
「もらい事故で相手と話し合う時に、弁護士に頼む費用が出る特約は付いていますか?」
- 事故の受付時間と連絡方法を知っているか
- 受付の番号をスマホに登録しているか
- 弁護士費用の特約が付いているか、家族の契約と重なっていないか
- ロードサービスの使える場面と範囲を知っているか
3. 手続きで後悔しないために
契約してからの手続きを忘れて、困ることもあります。
運転者の年齢条件や範囲を変えた時、車を買い替えた時は、保険会社への連絡が要ります。知らせないと、変更前の条件のままとされ、保険金が支払われない場合があります。
| こんな時 | 保険会社への連絡 |
|---|---|
| 車を買い替えた | 車両入替の手続き |
| 家族が新しく運転する | 運転者の範囲・年齢条件の変更 |
| 通勤に使い始めた | 使用目的の変更 |
| 引っ越した | 住所の変更 |
満期の管理も、後悔しやすいところです。保険会社には満期を知らせる義務がなく、満期の管理は契約者の役目とされています。
満期日から一定の期間を過ぎても続ける手続きをしないと、新しい契約の扱いになり、それまでの等級の割引が受けられなくなります。自動で続ける特約を用意している保険会社もあるので、自分の契約がどうなっているか確かめておきましょう。
「ネット保険はやめたほうがいい」「ディーラーはやめとけ」は本当?
ネット型にも、代理店型(ディーラーなど)にも、向いている人と向いていない人がいます。どちらかが一方的に悪いわけではありません。自分の進め方に合わない型を選んだ時に、後悔しやすくなるんです。
ネットで調べると、「ネット自動車保険はおすすめできない」「自動車保険はディーラーではやめとけ」といった強い言葉を見かけますよね。
『どっちを信じればいいの?』と迷う方も多いはずです。
ネット保険はやめたほうがいいと言われる理由
自動車保険のネット保険はやめたほうがいい、と言われる時に挙がりやすいのは、次のような点です。
- 補償の中身を自分で決めなければならない
- 困った時に、顔の見える相談相手がいない
- 変更や解約の手続きを自分で進める
裏を返せば、補償を自分で決められて、手続きも自分で進められる人には、手軽な方法でもあります。
ディーラーはやめとけと言われる理由
自動車保険はディーラーではやめとけ、と言われる時に挙がりやすいのは、次のような点です。
- 車を買う時にまとめて決めて、ほかと比べていない
- 扱っている保険会社が1社だけのことがある
- 補償の中身をよく分からないまま更新している
日本損害保険協会によると、代理店の約82%は自動車ディーラーや整備工場などの副業代理店です。
約76%は1社とだけ契約している専属代理店です(いずれも2024年3月末時点)。一方で、車のことと保険のことを同じお店で相談できるのは、ディーラーならではのよさです。
- ネット型:補償を自分で決めたい人
- ネット型:手続きを自分のペースで進めたい人
- 代理店型:補償を相談しながら決めたい人
- 代理店型:車と保険をまとめて相談したい人
- ネット型:補償の選び方に自信がない人
- ネット型:困った時に人に相談したい人
- 代理店型:比べずに勧められたまま決める人
- 代理店型:中身を確かめずに更新を続ける人
ネット型の特徴はネット型(ダイレクト型)自動車保険とは|代理店型との違いで紹介しています。代理店型の付き合い方は代理店・ディーラーで入る自動車保険|メリットと見直しのコツが参考になります。
自動車保険が解約できない?と困った時
自動車保険は、契約者ならいつでも解約できます。解約できないと感じる時は、手続きの窓口や契約者が誰かを確かめてみましょう。
『解約したいのに、どこに連絡すればいいか分からない』『ディーラーで入ったから、ディーラーに行かないと解約できないの?』と困る方もいますよね。
保険法で、契約者はいつでも保険契約を解約できると決められています。
解約できないと感じる時に確かめること
- 解約を申し出ているのは契約者本人か
- 申し出る先は、契約している保険会社か代理店か
- 所定の書面などの手続きが済んでいるか
- 分割払いで、残りの保険料の扱いがどうなるか
日本損害保険協会によると、契約者でない被保険者には、原則として解約する権利がありません。家族の名前で契約している場合は、契約者から申し出てもらいましょう。
戻るお金が思ったより少ない時
途中で解約すると、残りの期間に応じて保険料が戻りますが、保険会社の経費に充てる部分が差し引かれる場合があります。
例えば1年契約・一括払いで6か月後に解約しても、半分戻るとは限りません。解約の前に、解約日ごとの金額を聞いておくと安心です。
車を手放す時の解約は「中断」も考える
車を売ったり手放したりする時の解約で、後悔しやすいのが等級です。
中断証明書を取っておくと、一定の期間、今の等級を次の契約に引き継げる場合があります。国民生活センターの資料では、一般的に7等級以上なら最長10年と説明されていますが、条件は保険会社によって違います。
手放す時は、下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。
古い車でも値段がつくことがあるので、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすくなります。いくつかのお店の査定額を比べると、相場がつかみやすいですよ。
保険を解約するか、中断証明書を取るか、次の車に車両入替をするかは、車を売ったら自動車保険はどうする?解約・中断・入替の選び方で紹介しています。
後悔しないために契約前に確かめること
後悔を防ぐいちばんの方法は、契約前に重要事項説明書を読み、今の自分に合う条件で見積もりを比べることです。特に「保険金が支払われない主な場合」は、ここで確かめておきましょう。
『書類は多くて読む気がしない』という気持ち、よく分かります。
でも、読むところをしぼれば、それほど時間はかかりません。
- 運転する人と使い方から、必要な補償を決める
- 同じ条件で2〜3社以上の見積もりを取る
- 重要事項説明書の「保険金が支払われない主な場合」を読む
- 解約した時の保険料の戻り方を読む
- 事故の受付の番号と、ロードサービスの範囲を確かめる
- 保険の始まる日と、保険料を払う時期を確かめる

保険料を払う前の事故に注意
契約が成り立っていても、保険料を払う前の事故は、約款上、保険金が支払われないのが一般的です。
乗り換えの時は、新しい保険が始まる日と、保険料を払う時期をそろえておきましょう。
正しく伝えることも大切
契約の時に伝える車や運転する人の情報を、故意や重大な過失で正しく伝えなかった場合、契約が解除されたり、保険金が支払われなかったりすることがあります。
等級や事故の有無は、証券の数字をそのまま伝えるのが安心です。
よくある相談:入ってはいけない自動車保険が気になる声
ここでは、ネットの相談サイトに寄せられているネット型やディーラーの自動車保険の相談から、よく見られるものを要約して紹介します。
相談1 ネット保険で本当にいいものはある?全部ダメ?
今ネット型の自動車保険に入っていて、ネット保険で本当にいいものはあるのか、どれもダメなのかを知りたいという相談です。
ネット型だからダメ、ということはありません。合うかどうかは、補償の選び方と、自分が手続きを進められるかしだいです。
今の補償の中身を見直して、運転する人の範囲や年齢条件、車両保険が今の暮らしに合っているかを確かめてみてください。不安があれば、同じ条件で代理店型の見積もりも取って比べると、自分に合う型が見えてきます。
相談2 任意保険をディーラーでやってもらうメリットはある?
車を買ったディーラーで任意保険も入るメリットはあるのか、ほかの人はネットなどで自分で入っているのか、という相談です。
ディーラーで入るよさは、車の購入や買い替えの手続きと一緒に、保険のことも相談できることです。一方で、扱う保険会社が限られることもあります。
車を買い替える時の車両入替の手続きなどを、車のことと合わせて相談できるのは心強いですよね。どちらが合うかは、比べてみてから決めても遅くありません。
「ほかの保険会社とも比べてから決めたいので、見積書だけいただけますか?」と伝えて、ネット型の見積もりとも並べてみると安心です。
相談3 ディーラーを通して契約。解約はどこに言えばいい?
ディーラーを通して入った自動車保険を解約したいが、ディーラーに言えばいいのか、という相談です。
代理店は、保険会社に代わって解約の受付も行います。
ディーラーが代理店になっているなら、ディーラーに伝えれば手続きの案内を受けられます。保険会社に直接聞いても大丈夫です。
- 保険証券(証券番号が分かるもの)
- 解約したい日
- 車を手放すなら、その日付と次の予定
- 中断証明書が要るかどうかの考え
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
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この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。
それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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ナビクルはどんなサービス?
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| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
入ってはいけない自動車保険の会社はありますか?
この記事では会社名は挙げません。後悔するかどうかは、会社の名前より、補償の選び方や手続きの進め方で決まることがほとんどです。補償の不足・事故対応・手続きの3つで点検してみてください。
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自動車保険が解約できないことはありますか?
契約者はいつでも解約できます。契約者でない被保険者は原則として解約できないので、契約者から申し出ましょう。解約で戻る保険料は、経費分が差し引かれる場合があります。
まとめ
入ってはいけない自動車保険を会社名で探すより、後悔しやすい選び方をしていないかを確かめるほうが近道です。
補償の不足・事故対応・手続きの3つで今の保険を点検し、契約前は重要事項説明書の大事な所を読んでみてください。比べ方は自動車保険の比較のしかた|補償をそろえて保険料を比べるで紹介しています。
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- 強制保険の自賠責だけでは、物の損害や限度額を超える賠償は補償されない
- ネット型も代理店型も、合わない人が選ぶと後悔しやすい
- 契約者はいつでも解約でき、車を手放す時は中断証明書も考える




