当サイトは日本損害保険協会・損害保険料率算出機構・国土交通省・金融庁など公的機関や業界団体の公開情報をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の保険会社・保険商品を勧めるものではありません。補償の内容・特約・保険料・等級の扱い・手続きは保険会社や契約によって異なり、制度は改定されることがあります。実際の補償や条件は、ご契約の保険会社・代理店の約款や重要事項説明書で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
『アクサダイレクトの自動車保険って、ネットで入って大丈夫なのかな』と気になっている方も多いですよね。
結論から言うと、アクサダイレクトは、アクサ損害保険がネットと電話で直接売っているダイレクト型の自動車保険です。確かめる順番は、まず今の保険証券で等級と満期日を見る、次に補償と割引の条件を公式サイトで読む、最後に今と同じ条件で見積もる、です。
この記事では、公式サイトで確かめられた中身だけを使って、アクサの自動車保険の特徴と、自分に合うかの見分け方をお伝えします。保険料の金額やランキングの順位は扱いません。
アクサダイレクトの自動車保険はどんな保険?
アクサダイレクトは、アクサ損害保険の「ダイレクト自動車保険」のことです。代理店を通さず、公式サイトや電話で見積もりから申し込みまで進めます。運転する人や車の使い方で保険料が細かく変わる、リスク細分型の保険です。
アクサの自動車保険、アクサダイレクト、どちらの呼び方でも同じ保険を指していることがほとんどです。
ダイレクト型と代理店型の違いそのものは、ネット型(ダイレクト型)自動車保険とは|代理店型との違いでくわしく紹介しています。
保険料が変わる要素
公式サイトでは、次のような要素で保険料が変わると案内されています。
| 要素 | 公式サイトの説明(2026年11月確認) |
|---|---|
| 運転免許証の色 | 主に運転する人の免許証の色(グリーン・ブルー・ゴールド) |
| 使用目的 | 業務用・通勤通学用・日常レジャー用の3つ |
| 年間予想最大走行距離 | 1,000km未満から20,000km以上までの8区分 |
| 住んでいる地域 | 主に運転する人の住まいで7つの地域に区分 |
| 年齢・車 | 主に運転する人の年齢、車の用途車種・型式 |
| 車齢 | 初度登録から24か月以内かどうか |
| 等級 | 1〜20等級。7等級以上は事故の有無でも違う |
『走る距離が少ないなら安くなるの?』と思った方もいるはずです。区分で変わるのは確かですが、実際の金額は見積もりで確かめてみてください。
走行距離の区分は自分で予想して選びます。申し込みで伝える内容は告知事項なので、実際に合った区分を選んでおきましょう。
補償の中身:基本補償と選べる特約
基本補償は、対人賠償・対物賠償・人身傷害補償特約・搭乗者傷害・車両保険などの組み合わせです。車両保険は、補償の広い一般車両保険と、範囲をしぼった「車対車+A」の2タイプから選びます。
公式サイトの補償内容一覧(個人契約向け)から、主なものを整理してみます。
| 区分 | 主な補償・特約 |
|---|---|
| 相手への補償 | 対人賠償保険、対物賠償保険、対物全損時修理差額費用補償特約 |
| 自分や同乗者のケガ | 人身傷害補償特約、搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険車傷害保険 |
| 自分の車 | 一般車両保険(フルカバータイプ)、「車対車+A」車両保険(スタンダードタイプ) |
| 車両保険に付ける特約 | 車両新価特約、レンタカー費用補償特約、鍵交換費用補償特約、地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約など |
| そのほか | 弁護士費用等補償特約、ファミリーバイク特約、日常生活賠償責任保険特約(示談交渉付)など |
他車運転危険補償特約などは、自動でセットされる特約として案内されています。
車両保険の2タイプはどう選ぶ?
一般車両保険は、衝突や接触のほか、火災・盗難・台風・洪水などの偶然な事故も対象です。「車対車+A」は、相手の車が確認できる車同士の事故と、火災・盗難・台風・洪水などに範囲をしぼったタイプです。
自分だけの事故や当て逃げも心配なら一般型、範囲をしぼって保険料を抑えたいならスタンダードタイプ、という考え方になります。2つの型の違いは車両保険の一般型とエコノミー型の違い|どっちを選ぶ?でも紹介しています。
ここに書いた補償の中身は概要です。支払われない場合や条件は、公式サイトの重要事項説明書・約款で確かめてください。

割引の種類と、それぞれの条件
公式サイトには、インターネット割引・無事故割引・20等級継続割引・複数所有新規割引・ASV割引・EV割引・証券不発行割引などが並んでいます。どれも条件があるので、自分に当てはまるかを1つずつ見ていきましょう。
『割引が多いけど、自分にはどれが付くの?』と迷いますよね。条件を表にまとめます。
| 割引の名前 | 公式サイトにある主な条件(2026年11月確認) |
|---|---|
| インターネット割引 | 新しくアクサで契約し、所定のウェブサイトで見積もった場合。電話で見積もった場合は対象外。割引額は初年度だけ |
| 無事故割引 | 前の契約の期間中に3等級ダウン事故・1等級ダウン事故がないことなど |
| 20等級継続割引 | 前年と今年がどちらも20等級で、事故有係数適用期間0年であることなど |
| 複数所有新規割引 | 2台目以降の車を新しく契約する時に7等級から始められる。1台目は11等級以上など |
| ASV割引 | 衝突被害軽減ブレーキ付きで、型式の発売から一定期間内の車 |
| EV割引 | アクサが定めるEVまたはPHEVであること |
| 証券不発行割引 | 紙の保険証券を発行しない特約をセットすること |
割引の額や条件は、保険が始まる日によって変わることがあります。例えば子育て応援割引は、公式サイトで「保険始期日2026年4月29日以前の契約が対象」と書かれていました。
2年目以降の保険料も見ておく
インターネット割引の額は初年度だけで、2年目からはインターネット継続割引という別の扱いになります。
『1年目は安かったのに、更新で上がった』という声はよくあります。乗り換える前に、更新した時の割引も公式サイトで読んでおくと安心です。
2台目の等級の仕組みは、2台目の車の等級は?セカンドカー割引の条件と始め方でくわしく紹介しています。
ロードサービスと事故対応はどうなっている?
AXAプレミアムロードサービスは、すべての契約に自動でセットされています。事故の連絡は24時間365日の受付で、相手方とのやりとりを代わってもらえる電話交代サービスなども案内されています。
ネット型で一番心配されやすいのが、トラブルの時の対応ですよね。
AXAプレミアムロードサービスで受けられること
- バッテリー上がり(保険期間中2回まで)
- カギの閉じ込み、タイヤのパンク、落輪の引き上げ
- ガス欠時の燃料補給作業(保険期間中1回)
- レッカーサービス、修理後の車の搬送・引取り費用
- 宿泊・帰宅・ペット宿泊の費用サービス
- 2年目以降は燃料の無料提供と、自宅玄関のカギ開け(各1回)
公式サイトのよくある質問では、ロードサービスを使っても翌年の保険料には影響しないと書かれています。
ただし、使う前にアクサへの連絡が要ります。自分で業者を呼んでしまうと対象外になることがあるので、受付の番号をスマホに登録しておきましょう。自動車保険のロードサービス全般の考え方は、自動車保険のロードサービス|レッカー・バッテリー上がり・等級への影響で紹介しています。
事故の時のサポート
事故の受付は24時間365日です。事故解決の専任スタッフが、病院や修理工場の手配、相手方との示談交渉、保険金の支払いを進めると案内されています。
ほかにも、事故直後に相手方と代わりに話してくれる電話交代サービス、ドライブレコーダーの映像などをもとにした事故解析レポート、進み具合をマイページで見られる解決ロードマップがあります。
自分に過失がない、いわゆるもらい事故では、自分の保険会社は相手と示談交渉ができません。これはどの保険会社でも同じです。公式サイトでも、事故の内容によっては相手方と直接交渉できない場合があると書かれています。
アクサダイレクトが向く人と乗り換えの手順
自分で補償を決められて、手続きもネットや電話で済ませたい人には合いやすい保険です。相談しながら決めたい人は、代理店型も並べて見積もってみてください。
自分がどちらに近いか、次の表で考えてみましょう。
| こんな人 | 考え方 |
|---|---|
| 毎年の走行距離が少なめで、使い方も変わらない | 距離区分のある保険と相性がよいので、見積もってみる価値あり |
| 夜や休日に自分のペースで手続きしたい | ネットで完結しやすいダイレクト型が合いやすい |
| 補償の選び方に自信がない | 電話の見積もり相談を使うか、代理店型と並べて比べる |
| 事故の時に顔の見える担当者がほしい | 代理店型も候補に入れて比べる |
公式サイトでは、電話の見積もりで担当者が補償選びを手伝う「アクサ カーライフパートナー」も案内されています。
ただし、電話で見積もった場合はインターネット割引の対象外です。相談だけ電話でして、見積もりはウェブで取る、という使い分けを考えてもよさそうです。
乗り換える時は満期日に合わせる
乗り換えは、今の契約の満期日に合わせて新しい保険を始めるのが基本です。等級は保険会社が変わっても引き継げますが、空白の期間を作らないことが大切です。
- 今の保険証券で、等級・事故の有無・満期日・補償の中身を書き出す
- 車検証と運転免許証を手元に用意する
- 公式サイトで、今と同じ補償の条件で見積もる
- 重要事項説明書で、支払われない主な場合を読む
- 保険の始まる日を今の満期日に合わせて申し込む
- 今の保険会社や代理店に、満期で更新しないことを伝える

等級は、保険会社どうしの確認の仕組みで引き継がれます。くわしくは保険会社を変えても等級は引き継げる?条件と注意点と、自動車保険の乗り換え手順とデメリット|等級と空白期間に注意で紹介しています。
車を手放す予定がある時は
乗り換えを考えるタイミングで、『この車、そろそろ手放そうかな』と思う方もいますよね。
その場合は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。古い車でも値段がつくことがあるので、いくつかの店の査定額を比べて相場を知っておくと判断しやすいですよ。
手放す時の保険の扱い(解約・中断証明書・車両入替)は、車を売ったら自動車保険はどうする?解約・中断・入替の選び方で紹介しています。
よくある相談:アクサダイレクトで迷う声
ここでは、ネットの相談サイトでよく見かける、ダイレクト型の自動車保険についての相談を要約して答えます。
相談1 ネット型にして不便を感じることはある?
不便に感じやすいのは、補償の選び方に迷った時に、すぐ相談できる担当者がいないことです。
アクサの場合は、電話の見積もり相談の窓口が案内されています。分からない所を先に聞いてから申し込むと、不安が小さくなりますよ。
相談2 CMのような手厚い対応は本当に受けられる?
事故の対応の受け止め方は、事故の内容や過失の割合でも変わります。良い・悪いの感想は人それぞれなんです。
契約前に確かめられるのは、受付の時間、示談交渉をしてもらえる範囲、ロードサービスの中身です。この3つは公式サイトと重要事項説明書で読んでおきましょう。
相談3 他社から乗り換えたら、今の保険はどうすればいい?
今の保険会社や代理店に「満期で更新しない」と伝えておきましょう。自動更新の設定がある契約もあるので、連絡しておくと二重の契約を防げます。
- 今と同じ補償の条件で見積もったか
- 新しい保険の始まる日を満期日に合わせたか
- 割引の条件に当てはまるか、公式サイトで読んだか
- 今の契約を更新しないことを伝えたか
よくある質問
アクサダイレクトとアクサの自動車保険は同じものですか?
どちらもアクサ損害保険のダイレクト自動車保険を指していることがほとんどです。代理店を通さず、公式サイトや電話で見積もり・申し込みをします。
アクサダイレクトの自動車保険にロードサービスは付いていますか?
公式サイトでは、AXAプレミアムロードサービスがすべての契約に自動でセットされると案内されています。回数に制限があるサービスもあるので、規定で確かめてください。
アクサの自動車保険は電話で見積もっても割引されますか?
公式サイトでは、電話で見積もった場合はインターネット割引の対象外と書かれています。ほかの割引は条件に当てはまれば適用されます。
アクサダイレクトの保険料はいくらですか?
等級や年齢、車、走行距離、補償の組み合わせで大きく変わります。自分の条件で公式サイトの見積もりを取って確かめてください。
まとめ
アクサダイレクトは、ネットと電話で直接申し込むダイレクト型の自動車保険です。
走行距離などで保険料が細かく変わり、割引も多いぶん、条件を自分で確かめることが大切です。今の補償と同じ条件で見積もって、ほかの保険とも比べてみてください。
- アクサダイレクトは、アクサ損害保険のダイレクト型の自動車保険
- 免許証の色・使用目的・走行距離・地域などで保険料が変わる
- 車両保険は一般車両保険と「車対車+A」の2タイプ
- 割引は種類が多いが条件がある。インターネット割引の額は初年度だけ
- ロードサービスは全契約に自動セット。使う前にアクサへ連絡する
自動車保険の全体像は、自動車保険とは|任意保険の補償と選び方をやさしく解説で紹介しています。




