ソニー損保の自動車保険|走った分だけの仕組みと見積もり前の確認点

走る距離で保険料の区分が変わる仕組みを紹介する、ソニー損保の自動車保険の記事のアイキャッチ

当サイトは日本損害保険協会・損害保険料率算出機構・国土交通省・金融庁など公的機関や業界団体の公開情報をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の保険会社・保険商品を勧めるものではありません。補償の内容・特約・保険料・等級の扱い・手続きは保険会社や契約によって異なり、制度は改定されることがあります。実際の補償や条件は、ご契約の保険会社・代理店の約款や重要事項説明書で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。

『ソニー損保の自動車保険って、走った分だけって聞くけど、自分は得するのかな』と気になっている方も多いですよね。

結論から言うと、ソニー損保の自動車保険は「これから1年に走りそうな距離」で保険料の区分を決める仕組みです。

確かめる順番は、まず今の保険証券で等級と満期日を見る、次に1年に走る距離の見当をつける、最後に今と同じ補償で見積もって比べる、です。

この記事では、公式サイトで確かめられた仕組みと、あなたに向くかどうかの見分け方を紹介します。

目次

ソニー損保の自動車保険はどんな保険?

先に結論

ソニー損保の自動車保険は、代理店を通さずネットや電話で申し込むダイレクト型の保険です。保険料が走る距離で変わること、ロードサービスが全部の契約に無料で付くことが、公式サイトで大きく紹介されています。

まずは、公式サイトで確かめられた特徴を表にまとめておきますね。

項目公式サイトで確かめられたこと
申し込み方代理店を介さないダイレクト型。ネットで申し込みまで完結できる
保険料の決まり方予想年間走行距離の区分で保険料が変わる「保険料は走る分だけ」
走らなかった時条件を満たすと、継続の時に「くりこし割引」がある
ロードサービスすべての契約車両に無料で付く。契約1年目から使える
事故の受付24時間365日。土日や夜間も事故の相談ができる
事故の現場連絡した時の要請に応じて、セコムの緊急対処員が現場にかけつける
補償開始最短で申し込みの翌日から補償が始まる

内容は保険の始まる日によって変わることがあります。申し込む時は、約款と重要事項説明書で最新の中身を確かめてみてください。

ダイレクト型の保険で気をつけたいこと

ダイレクト型は、補償の中身を自分で決めて入力する進め方です。

ネット型と代理店型の違いは、ネット型(ダイレクト型)自動車保険とは|代理店型との違いでくわしく紹介しています。

「保険料は走った分だけ」の仕組み

先に結論

ソニー損保の「走る分だけ」は、契約の時に申告する「これからの1年の予想走行距離」で保険料の区分が決まる仕組みです。家庭用で使う人は、1年契約なら7つの区分から選びます。

『走った分だけって、あとで走った距離を精算するの?』と思う方もいますよね。

実は、精算ではなく「予想の距離で区分を決めて、走らなかった分は次の年の割引に回す」という考え方なんです。

区分は、3,000km以下、5,000km以下、7,000km以下、9,000km以下、11,000km以下、16,000km以下、無制限の7つです。

3年契約の場合は、区分の扱いが1年契約と違います。

走りすぎた時・走らなかった時

申告した距離と実際の距離がずれることもありますよね。公式サイトでは、次のように説明されています。

こんな時公式サイトの説明
区分を超えて走った区分を超えても補償される。契約の状況に応じて連絡や手続きが要る
思ったより走らなかった走った距離が区分の上限を1,000km以上下回ると、差額に当たる額を継続契約の保険料から割り引く(くりこし割引)

くりこし割引は、走らなかった分を「返金」するものではありません。継続した時の保険料から引かれる、という点を覚えておきましょう。

3年契約は下回る距離の条件が3,000km以上になるなど、適用の条件が違います。

他社の「走った分だけ」とは何が違う?

走る距離で保険料が変わる商品は、ほかの保険会社にもあります。

ただ、ソニー損保は「これからの予想距離」、ほかには「過去1年に走った距離」で区分を決める会社もあります。同じ言葉でも、物差しが違うんです。

これからの予想距離で決める型
  • 契約の時に1年の走行距離を予想して申告する
  • 走りすぎた時は連絡や手続きが要る場合がある
  • 走らなかった分が次の年の割引になることがある
過去1年の実績で決める型
  • 申し込む日からさかのぼった1年の距離を申告する
  • 期間中に走りすぎても手続きが要らないことがある
  • 走り方が変わった年は、翌年の保険料に反映される

どちらが得かは、あなたの走り方しだいです。走る距離や運転の仕方で保険料が変わる保険の考え方は、テレマティクス保険とは|運転の仕方や走った距離で保険料が変わるで紹介しています。

ソニー損保の自動車保険の見積もりで用意するもの

先に結論

見積もりの前に、今の保険証券と車検証、運転免許証を手元に置いておくとスムーズです。いちばん大事なのは、走行距離の予想と、今と同じ補償の条件をそろえることです。

ソニー損保の自動車保険の見積もりは、ネットで自分で入力して進めます。次の順番で進めると、迷いにくいですよ。

見積もりの流れ
  1. 今の保険証券で等級・満期日・補償の中身を書き出す
  2. 車検証と運転免許証の色を確かめる
  3. 1年に走る距離を、通勤や買い物の回数から見積もる
  4. 今と同じ補償と運転者の範囲で見積もる
  5. 割引が付いているかを見積もり画面で確かめる
  6. 保険の始まる日を今の満期日に合わせる
見積もりの前に証券・車検証・走行距離をそろえ、同じ補償で比べる流れを示した図解

公式サイトでは、車検証が無くても見積もれると案内されています。ただ、型式や初度登録年月がずれると保険料もずれるので、手元にあれば見ながら入力するほうが安心です。

走行距離の予想はこう立てる

『1年に何km走っているかなんて分からない』という方も多いはずです。

例えば、車検や点検の記録に書かれた距離を見て、前の記録との差を年数で割ると、だいたいの見当がつきます。

距離の見当をつける時に見るところ
  • 車検や点検の記録に書かれた走行距離
  • 毎日の通勤に車を使うかどうか
  • 帰省や旅行で長い距離を走る予定
  • 家族がよく運転するかどうか

公式サイトに出ている割引

公式サイトでは、主に次の割引が紹介されています。割引の額や率、条件は保険の始まる日によって変わるので、見積もり画面で確かめてみてください。

割引の名前どんな時の割引か(公式サイトの説明の要約)
インターネット割引ウェブサイトで契約を申し込んだ時
無事故割引1年以上の前の契約で、ノーカウント事故以外の事故が無い時
運転者限定割引補償される運転者を本人・配偶者・家族に限る時
ゴールド免許割引記名被保険者の免許の色がゴールドの時
新車割引新車登録から49か月以内の時
ASV割引(自動ブレーキ割引)自動ブレーキが付いた、発売から約3年以内の型式の車
証券ペーパーレス割引保険証券を発行しない時
セカンドカー割引2台目以降の車で、条件を満たすと7等級から始められる

割引の種類の全体像は、自動車保険の割引の種類|新車・エコカー・ネット割引などで紹介しています。

ロードサービスと補償・特約の中身

先に結論

ロードサービスはすべての契約車両に無料で付き、使っても更新後の等級や保険料に影響しないと公式サイトに書かれています。補償は基本の補償に、必要な特約を足していく形です。

ロードサービスで受けられること

公式サイトでは、24時間365日、全国約10,000か所の拠点から現場にかけつけると説明されています。

サポート中身(公式サイトの説明の要約)
レッカーサポート自力で走れなくなった車をけん引する
応急作業サポート動かなくなった時に現場で対応する
宿泊費用サポート帰れなくなった時の宿泊費用
帰宅費用サポート現場から自宅や目的地までの交通費
レンタカー費用サポートレンタカー費用。乗り捨て料も負担
修理後搬送サポート修理が終わった車を自宅まで運ぶ
ここは見落としやすいところです

ロードサービスを使う時は、受付窓口に先に連絡するよう案内されています。自分で業者を呼んだ場合は、ロードサービスの対象にならないと書かれています。作業の中身によっては費用がかかることもあります。

ロードサービス全体の考え方は、自動車保険のロードサービス|レッカー・バッテリー上がり・等級への影響で紹介しています。

基本の補償と選べる特約

公式サイトでは、補償が次のように分けて紹介されています。

分け方補償・特約の名前
基本の補償対人賠償、対物賠償、対物超過修理費用、人身傷害、車両保険
選べる補償(自分や同乗者)搭乗者傷害特約
選べる補償(自分の車)新車買替特約、事故時レンタカー費用特約、車内身の回り品特約、故障補償特約(搬送時)
選べる補償(日常や移動中)弁護士特約、個人賠償特約、おりても特約、ファミリーバイク特約

特約を足すかどうかは、ほかの保険と重なっていないかも見て決めるのがコツです。いらない特約の見分け方は、自動車保険の特約一覧|いらない特約と必要な特約の見分け方が参考になります。

ソニー損保の自動車保険が向く人・確かめたい人

先に結論

走る距離が短めで、補償を自分で決められる人には、走る距離で区分が分かれる仕組みを活かしやすいです。距離が読めない人や、相談しながら決めたい人は、確かめておきたいことが増えます。

『結局、自分に合っているの?』と迷ったら、次の表で考えてみてください。

あなたの状況見方
買い物や近所の用事くらいしか乗らない短い距離の区分を選べるので、仕組みを活かしやすい
毎年の走行距離があまり変わらない予想が立てやすく、区分を選び間違えにくい
転勤や引っ越しで走り方が変わりそう区分を超えた時の連絡や手続きを先に確かめておく
補償の選び方を担当者に相談したい代理店型と同じ補償で見積もって比べてみる
家族が免許を取って運転する人が増える運転者の範囲と年齢条件の変更を忘れずに
走る距離が短い人、距離が読めない人、相談したい人ごとに確かめることを分けた図解

会社の名前より、条件をそろえた見積もり

ソニー損保に限らず、保険料はあなたの等級、年齢、車、補償の組み合わせで変わります。

だからこそ、会社の名前で決めるより、同じ条件で何社か見積もるのが確かです。比べ方は自動車保険の比較のしかた|補償をそろえて保険料を比べるで紹介しています。

車の買い替えや手放す予定がある時

保険を見直すタイミングで、『そろそろ車も替えようかな』と考える方もいるはずです。

その場合は、下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。古い車でも値段がつくことがあるので、いくつかのお店の査定額を比べておくと相場が分かりますよ。

手放す時は、保険を解約するか、中断証明書を取るか、次の車に車両入替をするかも決めておきましょう。

よくある相談:ソニー損保の自動車保険で迷う声

ここでは、ネットの相談サイトに寄せられている相談から、よく見られるものを要約して紹介します。

相談1 ネットの見積もりが今より安い。乗り換えていい?

今の保険より、ソニー損保のネットの見積もりのほうが安く出た、乗り換えて大丈夫か、という相談です。

まず、補償の中身が今と同じかを見比べてみてください。安く見えても、車両保険の種類や特約が抜けていることがあるからです。

回答のポイント

等級は、保険会社を変えても条件を満たせば引き継げます。新しい保険の始まる日を今の満期日に合わせると、空白の期間ができません。

乗り換えの流れは、自動車保険の乗り換え手順とデメリット|等級と空白期間に注意で紹介しています。

相談2 2社で迷っている。どちらがおすすめ?

ソニー損保とほかの1社で迷っていて、どちらがおすすめか知りたい、という相談です。

おすすめは、人の条件によって変わります。保険料だけでなく、ロードサービスの中身や事故の受付の方法を、同じ物差しで並べてみるのがコツです。

例えば、こんなふうに自分に問いかけてみてください。

「事故の時は電話とアプリ、どちらで連絡したい?」「ロードサービスで、どこまで運んでほしい?」

よくある質問

ソニー損保の自動車保険の「走った分だけ」とはどういう意味ですか?

契約の時に申告する「これからの1年の予想走行距離」の区分で保険料が変わる仕組みです。主に家庭用の1年契約では7つの区分があります。走らなかった分は、条件を満たすと継続の時のくりこし割引になります。

くりこし割引は、走らなかった分の保険料が戻ってくるのですか?

返金ではありません。走った距離が区分の上限を1,000km以上下回った時に、その差額に当たる額を継続契約の保険料から割り引く仕組みです。3年契約は条件が違います。

区分より多く走ってしまったら補償されませんか?

公式サイトでは、区分を超えても補償されると説明されています。ただし契約の状況に応じて連絡や手続きが要るので、気づいた時点で保険会社に確かめてみてください。

ソニー損保の自動車保険の見積もりには何が必要ですか?

今の保険証券、車検証、運転免許証があると入力しやすいです。あわせて、1年に走る距離の見当をつけておくと、区分を選びやすくなります。

ロードサービスを使うと等級は下がりますか?

公式サイトでは、ロードサービスを使っても更新後の等級や保険料に影響しないと書かれています。使う時は、先に受付窓口へ連絡しておきましょう。

まとめ

ソニー損保の自動車保険は、これからの1年の予想走行距離で保険料の区分が決まるダイレクト型の保険です。

走らなかった分は次の年の割引に回る仕組みなので、走る距離が短めで読みやすい人ほど活かしやすいです。見積もる時は、今と同じ補償にそろえて比べてみてください。

この記事の要点
  • 申し込みは代理店を通さないダイレクト型で、ネットで完結できる
  • 保険料は予想年間走行距離の区分で決まり、家庭用の1年契約は7区分
  • 走らなかった分は返金ではなく、継続の時のくりこし割引になる
  • ロードサービスは全契約に無料で付き、使っても等級に影響しない
  • 見積もりは証券・車検証・免許証と走行距離の見当をそろえてから
自動車保険ナビ

自動車保険ナビ 編集部

自動車保険(任意保険)の補償と特約、等級の仕組み、保険料の決まり方、見積もりと乗り換え、事故の時の流れ、車を買い替える・売る・手放す時の保険の扱いまで、公的機関や業界団体の公開情報をもとにまとめている情報サイトです。 公式サイト

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