当サイトは日本損害保険協会・損害保険料率算出機構・国土交通省・金融庁など公的機関や業界団体の公開情報をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の保険会社・保険商品を勧めるものではありません。補償の内容・特約・保険料・等級の扱い・手続きは保険会社や契約によって異なり、制度は改定されることがあります。実際の補償や条件は、ご契約の保険会社・代理店の約款や重要事項説明書で確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
カーリースで車に乗り始めたけれど、『任意保険って自分で入るの?リース料に入ってるの?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、カーリースの任意保険は、まずリース契約に含まれているかを確かめ、含まれていなければ自分で入ります。
この記事では、リース車ならではの確かめどころと、車両保険の考え方、全損や中途解約の時の流れまで順番に見ていきますね。
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カーリースの任意保険は自分で入る?まず確かめる順番
リース任意保険の扱いは、リースの契約やプランで変わります。リース料の内訳に任意保険が入っていなければ、自分で自動車保険を契約します。入っている場合も、補償の中身と運転できる人の範囲は確かめておきましょう。
『リースなら全部込みだと思っていた』という声、意外と多いんです。
国民生活センターの説明では、リース料は車の価格から契約終了時の残存価値(残価)を引き、諸費用や手数料を足して月割りにしたものです。
任意保険がこの中に入っているかどうかは、契約書や見積書の内訳を見るのが確実です。
| 見る場所 | 確かめること |
|---|---|
| リースの見積書・契約書 | 任意保険がリース料に入っているか |
| リース契約の保険の条項 | 任意保険に入る条件の指定があるか |
| 車検証 | 所有者と使用者の名前 |
| 今入っている保険の証券 | 等級・満期日・補償の中身 |

- リースの契約書で、任意保険が含まれるかと保険の条件を見る
- 車検証で、所有者と使用者の名前を確かめる
- 運転する家族の年齢と人数を書き出す
- 保険会社や代理店に、リース車であることを伝えて見積もる
自動車保険はリースカーの場合どうなる?自分の車との違い
リースカーの場合、車検証の所有者はリース会社、使用者は自分という形が一般的です。保険の仕組みそのものは自分の車と同じですが、所有者が違う点だけは保険会社に伝えておきましょう。
国土交通省の資料でも、リース車は所有者がリース会社、使用者が利用者として車検証に書かれる形になっています。
『所有者が自分じゃないのに、自分で保険に入れるの?』と気になりますよね。
契約者・記名被保険者・所有者の関係
自動車保険には、保険料を払う「契約者」、証券に名前が書かれる「記名被保険者」、車検証の「所有者」がいます。
この3人は同じこともあれば、違うこともあります。リース車は所有者だけが別になりやすいので、申し込みの時にどう書くかを保険会社に確かめてみてください。
保険会社に伝える時は、例えばこんな言い方で十分です。
「この車はリース契約で、車検証の所有者はリース会社です」
「運転するのは私と同居の家族です。どう申し込めばいいですか」
くわしい違いは記名被保険者とは|契約者・所有者との違いで紹介しています。
自分の車とリース車の比べ方
| 項目 | 自分の車 | リース車 |
|---|---|---|
| 車検証の所有者 | 自分や家族 | リース会社 |
| 任意保険 | 自分で選んで入る | 含まれる場合と自分で入る場合がある |
| 車両保険 | 付けるかは自分で決める | リース契約で条件が決まっていることも |
| 車を手放す時 | 売却・廃車・譲渡 | 返却や買い取りなど契約の決まりに従う |
家族も運転するなら補償の範囲を見る
対人賠償の補償を受ける人には、記名被保険者のほか、配偶者・同居の親族・別居の未婚の子、記名被保険者の承諾を得て運転する人などが入ります。
ただし、運転者限定や年齢条件を付けていると、その範囲から外れた人の運転は補償されません。
『家族で乗り回すけど大丈夫?』という時は、一番若い運転者の年齢と、限定の種類を先に確かめておきましょう。くわしくは運転者限定とはもどうぞ。
通勤や仕事に使うなら使用目的も合わせる
リース車を通勤や仕事に使う方も多いですよね。
自動車保険では、使用目的の変更は保険会社に知らせる義務がある事項です。例えば、日常・レジャー使用で入っていて通勤に使い始めたなら、遅れずに連絡しておきましょう。
故意や重大な過失で知らせないと、契約を解除されたり保険金が支払われなかったりする場合があります。区分の考え方は使用目的とはで紹介しています。
仕事の車として法人でリースしている場合は、契約者が会社になることもあります。法人契約の考え方は法人・社用車の自動車保険を見てみてください。
リース車に車両保険は必要?考え方の目安
自分の車の傷や全損に備えられるのは、任意保険の中では車両保険だけです。リース車は返す時の状態や全損時の扱いがリース契約で決まっていることが多いので、契約書を見てから付けるかを決めましょう。
『車両保険とは任意保険のこと?』と聞かれることがあります。
車両保険は、任意保険の中の補償の1つです。相手への賠償や人のケガの補償とは別に、自分の車の損害を受け持ちます。
全損の時に出るのは協定保険価額まで
自家用の乗用車では、車両保険の保険金額を市場販売価格相当額で決め、保険期間中その額で固定する形が一般的です。
修理できない時や、修理費が協定保険価額以上になる時は、協定保険価額が支払われます。免責金額は差し引かれません。
免責金額をどう決めるか
免責金額を設定すると保険料は割安になりますが、事故の時の自己負担は増えます。
リース契約で免責金額の上限などが指定されていることもあるので、まずは契約の条件に合わせ、そのうえで自分が払える額かを考えてみてください。くわしくは免責金額とはで紹介しています。
- リース契約に車両保険の加入条件があるか
- 全損や盗難の時にリース会社へ払うお金の決まり
- 返す時の傷やへこみの扱い
- 修理費を自分の貯金で払えるか
- 車両保険の一般型とエコノミー型のどちらにするか
リース車で考えておきたい特約
車両保険のほかに、リース車で考えておきたいのが弁護士費用特約と代車の補償です。
自分に過失がまったくないもらい事故では、自分の対人・対物賠償が使えないため、保険会社の示談交渉サービスも使えません。弁護士費用特約があれば、弁護士に頼む費用を一定額まで保険で受け取れます。
修理の間に車が使えないと困る方は、代車の費用や代車そのものを補償に入れられる契約もあります。特約の名前や中身は保険会社・商品によって違うので、見積もりの時に確かめてみてください。
全損の時に保険金を誰が受け取るかは、公的な資料では一般的な説明が見当たりません。リース会社と保険会社の両方に確かめておくと安心です。
全損・中途解約・返却の時、保険とリース契約はどう動く?
『事故で車がだめになったら、リースはどうなるの?』という不安、ありますよね。
実は、リース契約と自動車保険は別々の契約です。片方が終わっても、もう片方は自動では終わりません。

| 場面 | リース契約で確かめること | 自動車保険で確かめること |
|---|---|---|
| 乗り始め | 任意保険の条件・補償の指定 | 契約開始日を納車日に合わせる |
| 事故で修理 | 修理先や連絡の決まり | 修理の前に保険会社へ連絡する |
| 全損・盗難 | 契約がどうなるか・精算の決まり | 車両保険の支払い・解約や中断 |
| 中途解約 | 解約時に払うお金の決まり | 解約・中断証明書・車両入替 |
| 満了で返却 | 返す時の状態の決まり | 中断証明書を取るか次の車へ入替 |
| 満了で買い取り | 残価の払い方 | 所有者が変わったことを通知 |
返却で車がなくなるなら中断証明書も候補
日本損害保険協会の「中断特則に関する保険契約確認制度」では、廃車や譲渡と並んで、リース業者への返還も対象の理由に入っています。
返したあとしばらく車を持たないなら、中断証明書を取ってから解約すると、一定の条件で等級を次の契約に引き継げます。条件や期限は保険会社によって違うので、返却の前に相談してみてください。
「来月リースの車を返して、しばらく車を持たない予定です。中断証明書は取れますか」と聞けば、必要な書類や期限を教えてもらえます。
次の車へ入れ替える時
返却と同時に次の車に乗るなら、車両入替を使える場合があります。
車両入替には、新しい車の所有者が今の車の所有者や記名被保険者などであること、用途車種が同じであることといった条件があります。リース車は所有者がリース会社なので、当てはまるかは保険会社に確かめましょう。
- リースが終わったのに、自動車保険を解約し忘れて払い続ける
- 中断証明書を取らずに解約し、等級を引き継げなくなる
- 分割払いの保険で、全損のあとも引き落としが続いているのに気づかない
今の自分の車からリースに切り替えるなら
今の車の保険料や修理費が重くなって、リースへの切り替えを考える方もいます。
その時、今乗っている自分の車は、販売店の下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。古い車でも値段がつくことがあるので、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすいですよ。
あわせて、今の車の保険を解約・中断証明書・車両入替のどれにするかも決めておきましょう。手順は車を売ったら自動車保険はどうする?で紹介しています。
カーリースの任意保険について知恵袋によくある相談
「任意保険は含まれているの?」「家族も運転できる?」「保険の条件を指定された」という相談がよく読まれています。どれも、リース契約と保険の証券の両方を見ると答えが出ます。
ここでは、カーリースの任意保険について多く読まれている相談を要約して紹介します。
「カーリースを契約したら、任意保険は含まれているの?」
とても多く読まれている質問です。
答えは、契約やプランによって違います。リース料の内訳に任意保険の行がなければ、自分で入る必要があります。
『込みだと思って入っていなかった』とならないよう、納車の前に見積書を見直しておきましょう。
「リース車の任意保険は、借りている本人しか補償されない?」
家族で乗り回したい、という相談です。
自分で入る自動車保険なら、補償される人の範囲は自分の車と同じ考え方です。配偶者や同居の親族も、運転者限定や年齢条件に当てはまれば補償されます。
一方、リース料に含まれる保険の場合は、運転できる人の範囲がプランで決まっていることもあります。保険の条件を見てみてください。
「リース会社から、任意保険の条件として免責の指定があった」
車両保険の免責金額を一定以下にするよう求められた、という相談です。
こうした条件はリース会社ごとに違います。見積もりの時に条件をそのまま保険会社に伝え、満たす形で見積もってもらうのが近道です。
『免責0-0』のような書き方の意味は、見積書や保険会社の説明で確かめましょう。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
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ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。
「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
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それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
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| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
カーリースの任意保険は自分で入るものですか?
リース契約に含まれていなければ、自分で入ります。含まれているかは、リースの見積書や契約書の内訳で確かめてください。
リース車でも等級は上がりますか?
自分で入る自動車保険なら、等級の仕組みは自分の車と同じです。初めての契約は6等級から始まり、1年事故がなければ1等級上がるのが基本です。
リース車だと自動車保険の保険料は高くなりますか?
保険料は、用途・車種、型式別料率クラス、年齢条件、等級、運転者の範囲、補償の中身などで決まります。損害保険料率算出機構が示す料率の区分に「リースかどうか」は入っていないので、同じ条件で見積もって比べてみてください。
リース車を返したら、保険はどうすればいいですか?
次の車があれば車両入替、しばらく車を持たないなら中断証明書を取ってから解約する方法があります。条件や期限は保険会社によって違うので、返す前に相談しておきましょう。
リース車にロードサービスは付きますか?
自動車保険にロードサービスが付いている契約もありますが、内容は保険会社や商品によって違います。困った時に慌てないよう、証券や案内で連絡先と使える範囲を見ておきましょう。
まとめ
- カーリースの任意保険は、まずリース料に含まれているかを確かめる
- リース車は車検証の所有者がリース会社になるので、申し込みの時に伝える
- 家族が運転するなら、運転者限定と年齢条件の範囲を見る
- 車両保険はリース契約の条件と、自分で払える修理費から考える
- 返却や中途解約の時は、解約・中断証明書・車両入替のどれにするか決める
自動車保険の全体の仕組みは自動車保険とはで紹介しています。




